トップは110匹、2番手は105匹と2名が束越え。もうクーラーに入らないから、と途中で道具を仕舞った人もいたほど


東京湾浦賀沖でアジが入れ食い! 束釣りも珍しくないぞ。

春は潮が濁ってクロムツがまじることも多い。

この日は100匹超えが2人。クーラー満タンで早じまいした人もいたほど。

掛かったアジにマトウが食いついた。マダイやヒラメが食うこともあるので油断できない。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・浦賀「前田丸」。

春本番。水温も徐々に上昇し、浦賀水道のアジが絶好調状態に突入、春の訪れを待ってました、とばかりの食いっぷりが続いている。
浦賀港の「前田丸」は周年東京湾口のアジを狙う専門船だ。「前田丸」のポイントは浦賀水道一帯になるが、季節、潮回りや潮色によってアジの釣れる場所は変わってくる。アジのポイントを知り尽くしている前田悦男船長がこの日に選んだのは行程20分の浦賀沖90mだった。
開始からいきなり良型アジの3点掛けが飛び出した。タナを合わせると空振りなしでアタリがくる。20㎝から30㎝と食べ頃サイズのアジがそろい、クーラーはどんどん埋まっていった。
外道にまじったのはクロムツやマサバ。日によってはアジの仕掛けにマダイ、ヒラメ、青物が食ってくることもあるので油断は禁物。強い引きがきたら慎重に上げよう。
アジの食いは衰えないまま沖揚がりを迎え、トップは110匹、2番手は105匹と2名が束越え。もうクーラーに入らないから、と途中で道具を仕舞った人もいたほどだ。
5月は春アジのベストシーズン、今年もアジの魚影は濃く、好釣果が期待できる。釣ってよし、食べてよしの浦賀沖アジは、ゴールデンウィークにイチ押しの釣りだ。
以上の記事は「つり丸」2018年5月1日号の掲載情報です。
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脂が乗った食べごろサイズが空振り無しで釣れ上がる!