心も体もリフレッシュしながら、存分にキハダと格闘


武田稔さんと内田典孝さんは二人とも大の相模湾キハダフリーク。そんなふたりをして「キハダは相模湾でも釣れるから…と最初は思っていましたが、来てみたら別世界。相模湾も最高ですが、また違った魅力がありますね。すっかり久米島ファンになりました。また来たい!」

20㎏のキハダがダブルヒット! 次から次へと竿が絞り込まれる。

大物釣りに精通する佐々木誠さんは20㎏オーバーのビンチョウ。「初めて久米島に来ましたが、本当に来てよかったです!」重くて顔が引きつってます。

久米島のパヤオにはキハダの他、現地で“ウシ”“ウシシビ”と呼ばれる200~300㎏のクロマグロや、メバチ、ビンチョウ、そしてカジキなども回遊する。

このキハダもジギングで。状況ではキャスティングにもヒットする。

船上では太一船長がキメジをさばいてヅケにしてくれた。これがマジうまい!

これで一日の釣果! 武田さんたちのポリシーであるスタディングファイトですべてキャッチした。
青い空。白い雲。燦々と降り注ぐ太陽。そして蒼い海。一歩足を踏み入れれば、そこはもう別世界――。
沖縄県久米島。沖縄本島から西へ約100㎞。東シナ海にポツンと浮かぶ、人口約8000人の小さな島である。
この小さな島の周囲には全15基のパヤオが設置され、マグロ類やカジキなど大型魚をはじめ、カツオやシイラなど多くの魚たちが回遊して来る。
そんなパヤオでのメインターゲットはキハダ。20~30㎏は当たり前、50㎏オーバーも珍しくない。久米島が“マグロの楽園”と呼ばれる所以である。
ここ数年は夏から秋にかけて相模湾にも毎年大型キハダが回遊してくる。そのため、「そこまでわざわざ行かなくても…」と考える人が多いだろう。だが実際に行ってみると、やっぱりその規模は大きく異なる。
そしてその雰囲気。近海の釣りにはない、遠征ならではの“非日常”という言葉がぴったりの時間が流れている。
心も体もリフレッシュしながら、存分にキハダと格闘する。心から笑顔になれる時間が、ここにある。
以上の記事は「つり丸」2013年5月15日号の掲載情報です。
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沖縄といえば、蒼い海と白い砂浜! 釣り以外にももちろん観光も楽しい! 家族で訪れるのもオススメだ。