コマセのポロ出しでカド根を攻略! G・Wに素敵な想い出を!!



型にとらわれず、最初の一枚は丁寧にタモですくおう! 取り込むことで、その日の流れにも乗れるからね。

「朝イチで食わせたマダイです」

「潮が速くなったので4段テーパーで釣りました」

上窓はオキアミが1匹出る程度に開け、下窓は水が入る程度に開ける。

潮が速い時に備えて、仕掛けのウエイトとなるサルカンなども用意しておこう。

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・御前崎「増福丸」。
「この前もカド根で3.2㎏が上がったように順調だよ。シケの影響でマダイが浮いたり、底べったりだったりするけど、いつも通りの釣り方でいいからね。オモリは潮が速くて釣りにならないからカド根に行くから。朝イチがゴールデンタイムだから、手返し良く釣って下さいね」と増田久雄船長が出船時に話す。
比較的、数が釣れるカド根は、根が荒く、その根際にいるマダイをコマセで平場に誘導(浮かす)して釣るのがセオリー。コマセをドカまきせず、ポロポロと出すのがキーポイントとなる。
この日最初にマダイをゲットした釣り人も、それを実戦。ストレートの軽い仕掛けでヒットさせ、終日、同じ仕掛けを使用。納竿までに5枚の取り込みに成功した。「潮が速い場合は、ガン玉やテーパー仕掛けで探ってみるのも効果的」と増田船長。
バッグには忍ばせておくべき装備と言えるだろう。
カド根の釣りは、岩礁帯を流して釣るだけに、ゲストもにぎやか。それゆえ、エサのチェックもマメに行うことが、さらなる釣果への道となると覚えておこう!
以上の記事は「つり丸」2013年5月15日号の掲載情報です。
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竿頭となった坪内さん。「潮色が悪いと感じたので蛍光玉を付けるなどの工夫もした」そう。基本のストレート仕掛けだ。