取材当日は、乗っ込みらしい体色のマダイも多く、最大は3・75㎏。今後はさらに大型も期待できる


激しく抵抗をみせたが、海面近くでボコン! と浮いてきた。「いいタイだー!」

いかにも乗っ込み! というルックスの3.75㎏。このところ3㎏オーバーの乗っ込み大ダイも多くなってきた。

こちらも乗っ込みカラーの良型。

お腹がパンパン! まさに乗っ込みのマダイだ。白子、真子が入っていたら、煮付けや塩焼きでおいしくいただこう。

1~2㎏前後主体に、いい日はトップ7枚という日もある。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・剣崎間口港「喜平治丸」。
今まさにベストシーズンといえるのが、剣崎沖の乗っ込みマダイだ。
「例年だと5月から本格的になってくるんですが、今年は4月上旬の段階で、すでに乗っ込み気配濃厚です」。
こう話すのは剣崎沖にマダイ乗合で出船する剣崎間口港「喜平冶丸」の鈴木麻毅生船長。
「喜平冶丸」ではこのところ、いかにも乗っ込み、という黒ずんだ体色の大型が数まじるようになり、トップ5~7枚と数釣れる日も多くなってきた。
まじりでワラサ、ブリが食っており、7㎏のブリも上がっている。それら青物にハリスを切られることもあるが、明らかに大ダイらしきハリス切れも少なくないという。
「大きいのが食ったら、決して無理をしないで。走らせるだけ走らせて、止まったら巻くように。大ダイの可能性も高い時期です。慎重にやり取りしてくださいね」と鈴木船長。
取材当日は、乗っ込みらしい体色のマダイも多く、最大は3・75㎏。今後はさらに大型も期待できるだろう。
トップ4~7枚と数釣れる日が多く、大型の確率も高い。まさに乗っ込みベストシーズンだ!
以上の記事は「つり丸」2013年5月15日号の掲載情報です。
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マダイの好ポイント剣崎沖で乗っ込みが本格的になってきた。これからしばらく、大型、そして数釣りが楽しめそうだ。