ムシガレイは煮付けや塩焼きで食すと大変美味でございます


着底後すばやく竿いっぱい仕掛けを上げます。仕掛けの絡み防止と誘いの意味があります。

水深120m程度のポイントを釣るので、追い食いさせて数を延ばそう。

「本間釣具上越店」の小林洋さん。店舗内放送用のビデオ撮りの合間に良型をゲット。

良型3点掛けともなれば重量感はものすごい。小型電動リールではブレーカーが落ちまくります。PE6号300m巻きクラスの中型を使いましょう。

「さとみ丸」の船宿仕掛け。一見シンプルだが篠原船長のこだわりが随所に施されている。

付けエサは1㎝幅位にカットしたサバの切り身。

天気が良ければ中小型サイズは干してみましょう。旨さが一段と進みます。

お土産十分で全員ホクホク顔。

今回、取材にご協力いただいたのは、新潟・有間川漁港「さとみ丸」。
ムシガレイの身はやや水っぽいものの、煮付けや塩焼きで食すと大変美味である。天気が良ければ船上干しも最高の酒の肴となる。40㎝オーバーは刺身か昆布締めで食すのが最高。
有間川漁港所属の「さとみ丸」の篠原弘船長は、数釣りよりも大型、良型ムシガレイを狙って水深120mのポイントを探る。
この釣りのポイントをたずねると、
「カレイだからと仕掛けを底に這わす様な釣り方はNG。ムシガレイは他のカレイと比べて泳力があるので大型ほど底から高い位置のエサに食いついて来る。うちの船宿仕掛けは全長1.6mの5本バリ仕様なので、着底後に仕掛けの長さ分を巻き上げて魚信を待つ方法で小型を避けて良型を釣り分けてます」とのこと。
常連さんによれば、8月に入ると40㎝オーバーの個体との遭遇確率が高くなるそうである。なんと50㎝オーバーもいると言う。
開始当初から例年になく脂の乗りが良い今年のムシガレイだが、お盆に向けてさらに脂が乗って激うまとなる事は間違いない。
以上の記事は「つり丸」2014年8月15日号の掲載情報です。
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軽快に沖へ走行する「さとみ丸」。ポイントまでは約1時間前後。