ときには1㎏オーバーのドラゴンサイズも姿を見せているので、油断はならないゾ!


取材当日は朝から大雨で4月下旬とは思えないほどの寒さのなか、前半はタチウオが高活性! ひと流し目からイレグイ状態!

当日はピンク系のジグにヒットが集中。カラーによって釣果に差が出る釣りなので、できるだけたくさんの色を用意しておこう。

ポイントは富士川沖周辺。日中なのでタナは50〜100m前後と夜より深めだ。

アタリの数は多く、こんなダブルヒットの光景は珍しくなかった。楽しい!

アベレージはこのサイズだが、かなり脂が乗っていて美味!

駿河湾のタチウオは甘みが強い。一度食べたらヤミツキになってしまう人が多いのも納得。

釣って楽しく食べておいしい駿河湾のタチウオ。刺身や塩焼きなど、どんな料理にしても最高です!

ジグは100〜200g、カラーも多めに用意しよう。

みなさんクーラーボックスはこんなかんじ! 大型クーラーボックス持参で出掛けよう!
釣り方はジギングが断然有利。エサでももちろん釣れているが、ジギングのほうが手返しがよいので、エサの釣果はジギングの半分程度となっている。
この時期は夜釣りではなく、日中の釣り。したがってタナは深め。水深50~80m、時には100m以上を攻めることもある。ジグは100~200gまで幅広く用意しておこう。
サイズは、冬シーズンよりは小ぶりで指2.5本前後が主体。それに指3~4本以上の良型がひとり数本程度まじっている。だが、ときには1㎏オーバーのドラゴンサイズも姿を見せているので、油断はならないゾ!
しかし、指2.5本サイズ平均といっても侮ることなかれ。このサイズでもビックリするほど脂が乗っており、甘みもあって非常に美味しいのが駿河湾のタチウオだ。
とくに雨が降った後、表層だけ濁りが入ったときは最高の条件だ。これから雨が多くなる季節。だからこそ釣果もいっそう上向くというわけだ。昨年は5月の開幕からそのまま今年の3月まで釣れ続いた。さあ、超ロングランシーズンのスタートだ!
以上の記事は「つり丸」2013年5月15日号の掲載情報です。
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夏シーズンのサイズは平均指2.5本と冬シーズンより少々小ぶりだが、こんな良型も時々まじる。1kgオーバーの大型もヒットしている!