料理の釣り記事一覧

「ワラサ」の寿司…脂がのっていて甘味が豊かでメチャクチャにうまい

「ワラサ」の寿司…脂がのっていて甘味が豊かでメチャクチャにうまい

いつの間にやら十一月になっていた。時の経つのがやたらに早い。多摩丘陵の木々も色づいて、ブリをはじめ、食べ物総てがうまくなってきた。山梨のおすし屋さんに見事なカブをいただき、長野の知人から天然キノコをいただいた。「わらさ」の頭が目の前にごろんと転がっている。こいつを適当に切って秋の夜長に鍋といきますか。


「ヒラソウダ」の寿司…うますぎて、気がついたら、丼の中は空だった

「ヒラソウダ」の寿司…うますぎて、気がついたら、丼の中は空だった

石川県の加賀温泉郷に泊まり、ゆったり体を癒やしてきた。夕食に出た加賀料理のじぶ煮や日本海の幸が最高だった。たまにはこんな旅もいいよな、なんて帰宅したら、また馬車馬の如く働く日々が続いている。仕方がないので、風呂に温泉の素を放り込んでゆっくり温まり、しおゆでにしたヒラソウダの兜で加賀の銘酒をいっぱい。


「マルアジ」の寿司…淡泊ななかに強いうま味があって、鋭角的な味だ

「マルアジ」の寿司…淡泊ななかに強いうま味があって、鋭角的な味だ

今年もあとわずか一ヶ月あまりとなった。今ではクリスマス以上に盛り上がるハロウィンが終わり、早くもジングルベルを流し始めた店もある。これを聞くと途端にせわしない気持ちになる。今年こそはゆったりじっくり十一月、十二月を過ごしたい。さて秋深し、今宵の酒は淡路島の「別撰千年一」、肴は沼島産マルアジの開き干し。


「ヒゲソリダイ」の寿司…うま味が濃厚。後を引くうまさだ

「ヒゲソリダイ」の寿司…うま味が濃厚。後を引くうまさだ

秋深し、食べもの総てがおいしくなるときである。京都府丹波からは黒豆の枝豆がどっさりと届き、栃木県からは柿が一箱。福井県越前大野からは里いも。新潟県からは新米が来て、京都府丹後から冷や下ろしの酒が届く。外から聞こえる虫のすだきも絶え絶えの深夜、ヒゲソリダイのあら汁に冷や下ろしで、一人酒でもやりましょうか。


「キントキダイ」の寿司…脂がのっていて甘味がある一貫

「キントキダイ」の寿司…脂がのっていて甘味がある一貫

虫のすだきがぱたりと消えた。街にセーター姿が目立ってきた。ラーメン店が混んでいる。「鮟鱇鍋できます」と居酒屋ののれん横に。いつの間にか冬到来、一年でいちばんせわしない月が近づいてきた。ボクもせわしないのでキントキダイの鱗つきの皮を素揚げにして深夜にウイスキーをやる。このひとときが明日の活力を産む。


「カツオ」の寿司…“鉄心にカツオ”は握りよりも、丼よりもいいかも

「カツオ」の寿司…“鉄心にカツオ”は握りよりも、丼よりもいいかも

サイトの写真を使わせてください、と小中学生からメールが届く。夏休みの研究用にとのことらしい。どうぞお使いくださいと、自宅にこもって仕事をしているボクは、夏休みに野山川を駆けまわっていた頃を思い出す。我が家の周りには赤とんぼが群れで飛んでいる。姉さん先生に会いたいなーとカツオの中落ちを肴に冷酒をやる。


「アカムツ」の寿司…甘い。その後にじんわりとうま味が浮き上がる

「アカムツ」の寿司…甘い。その後にじんわりとうま味が浮き上がる

ニイニイゼミにアブラゼミ、ミンミンゼミが鳴き出した。そしてツクツクボウシも鳴き出して夏真っ盛りに。そして時は過ぎ夕暮れにヒグラシの声が聞こえてくるように。秋近しかも知れない。冷蔵庫で冷やした会津の銘酒『末廣』大吟醸を飲む。肴は北のキンキとともに「赤の二大高級魚」とされるアカムツの刺身である。


「ヒゲダイ」の寿司…この白いのが総て脂の粒子か? と思う程の甘味

「ヒゲダイ」の寿司…この白いのが総て脂の粒子か? と思う程の甘味

たかさんが「後二カ月とちょっとで今年もおしまいかー」と毎年同じことを、同じ時期に言い始めた。まことに一年の過ぎ去ること、風の如くである。「今年もこれで最後です」とご近所のご老人に柿をいただいた。これも冬近しということだろう。今宵はヒゲダイのアラで小鍋仕立て。うまいだしがしみた大根がうまいねー。


「サワラ」の寿司…無敵のうまさに思える

「サワラ」の寿司…無敵のうまさに思える

サワラがよりによって秋に東京湾で大量に揚がる。これは明らかに異常現象? 暖かい海域を好むサワラが北海道や日本海で大獲れするのは温暖化?ただし、いい異常現象じゃないかな? 毎日美味・美味(ロカビリー調で)、たっぷり美味。今日あたり、サワラのすき焼きってのも、ありかな。


「モロ」の寿司…青魚特有の程よい酸味と皮の風味、そして後味が良い

「モロ」の寿司…青魚特有の程よい酸味と皮の風味、そして後味が良い

「今年はどこに紅葉狩りに行こうかね」。風流とは縁の遠い、たかさん夫婦がうれしそうに相談している。そして数日後、なぜかサツマイモをどっさりとお土産に持ってきた。きれいな紅葉を見て、「イモを買ってくる夫婦」っているんだな、と思いながらも、ふかしてモロの開き干しと一緒にお昼に食べる。これぞ、薩摩流。


「ヨゴレアオダイ」の寿司…白身の味わいは玄妙としかいいようがない

「ヨゴレアオダイ」の寿司…白身の味わいは玄妙としかいいようがない

ストーブを出すべきか悩んでいる。節電のときだから、もう少しがんばろう。そのかわり沖縄のアンテナショップに寄って、フーチバー(ヨモギ)と泡盛を買う。ヨゴレアオダイのアラとフーチバーで沖縄風にみそ汁を作り、これを肴に泡盛のロックをやる。ちょっと腹が温くなる。


「アカハタ」の寿司… 白身なのに強烈な味。これが熟成の味なのか

「アカハタ」の寿司… 白身なのに強烈な味。これが熟成の味なのか

九月に行った秋田県から米と天然のキノコが届いた。あきたこまちの新米がやたらにうまい。おかずがいらないほどで、ついついかけつけ三ばい。キノコはアカハタのあらと一緒に鍋にしてみた。名も知らぬキノコが香り豊かで味わい深く、アカハタのだしも、身も皮もめちゃくちゃにうまい。三キロ太っても後悔しない、つもり。


「アラ」の寿司…うまい! を通り越して絶品。これ以上はない白身だ

「アラ」の寿司…うまい! を通り越して絶品。これ以上はない白身だ

今年も「正月が来たと思ったらもう秋でやんの」とたかさんが恒例の深いため息をつく。ボクは秋が大好き。第一過ごしやすいし、食べ物がみなうまい。秋早々長野から巨大シイタケとそば焼酎が届いた。虫のすだきを聞きながらお湯割りを一ぱいやる。魚は子アラの潮汁で、黒コショウを振り、すだちをしぼって焼酎のアテにする。


「メジナ」の寿司…プロ好みの味だ。味わい深いのに、後味がさらり

「メジナ」の寿司…プロ好みの味だ。味わい深いのに、後味がさらり

高知県、愛媛県の旅が終わったら、今度は京都府と兵庫県の日本海側へ旅に出た。丹後半島でどっさり買い込んできたのが秋の味、柿、ぶどう、黒豆の枝豆と見事な里いも。天高くオヤジ肥ゆる秋というけれど、ときどき百キロを超えてはため息をつく今日この頃。今夜の肴は、これも丹後半島で買ったかぶらとメジナの兜の煮つけ。


「マルソウダ」の寿司…弾力があり、噛むと実に強いうま味が広がる

「マルソウダ」の寿司…弾力があり、噛むと実に強いうま味が広がる

高知県のお隣、徳島県の山間部の町がボクの生まれ故郷、貞光。ほんの数時間立ち寄り、彼岸の前にお墓参り。幼なじみが、畑でもいだばかりのナスとすだちをたっぷりくれた。このナスと「めじか(マルソウダ)」を煮て、すだちをぎゅっと搾ってやる土佐の銘酒、「純平」が実にうまい。夜中なのに思わず「八千代ーっ」と叫ぶ。


「ハガツオ」の寿司…身の表面がトロリンととろける。うま味も豊か

「ハガツオ」の寿司…身の表面がトロリンととろける。うま味も豊か

五月病はあるが十月病はないと思っていたら、近所の釣り名人たちが、その十月病になってしまったようだ。みなそわそわ、外房に行こうか、伊豆に行こうか? 釣りものが多すぎてノイローゼ気味。ハガツオを塩に埋めて半月。塩出しして半月干して作った塩ガツオを削る。これを肴に酒を飲みながら、美味しい魚待ってるよー。


「タマカイ」の寿司…そして一週間、味は頂点に。これこそが熟成魚か

「タマカイ」の寿司…そして一週間、味は頂点に。これこそが熟成魚か

長野に出張していた友人が色とりどりのキノコ、リンゴにブドウをお土産にくれた。収穫の秋まさに来たれり、と感じながら、栗ご飯に、サンマ飯を大食い。とうとう体重が三桁に近づいてしまった。今夜は低カロリーのタマカイの湯引きで一杯だ。これなら体重増えないだろう?


「キツネダイ」の寿司…皮甘く、うま味豊か。すこぶるつきにうまい!

「キツネダイ」の寿司…皮甘く、うま味豊か。すこぶるつきにうまい!

東京オリンピックが決まって世の中浮かれ気分のようだが、このところ還暦オヤジ、たかさんに元気がない。「どうしたの?」と聞くと「なんとなくね」という。そうだ、秋はなんとなくもの悲しい。でもうまい魚と、うまい酒があればのりきれる。肴はキツネダイのみそ焼き、お吸い物。酒は山梨春鶯囀の大吟醸だ。


「カワハギ」の寿司…甘く濃厚な液体状になった肝の脂がたまらない

「カワハギ」の寿司…甘く濃厚な液体状になった肝の脂がたまらない

肌寒さを感じるようになったとたん、無闇矢鱈に日本酒がうまく感じられる。夏の淡麗辛口系から、秋から冬の旨口の酒に替わった。こいつをぬる燗にして、秋の夜長にしみじみ人生を振り返る。アテはあぶったカワハギの肝と刺身。しめのとんこつラーメン食べなきゃ痩せるのだけどな〜。しみじみ反省。


「ツチホゼリ」の寿司…プリプリの皮から、じわりとうま味がしみ出す

「ツチホゼリ」の寿司…プリプリの皮から、じわりとうま味がしみ出す

里芋に柿、栗、さまざまなキノコを八百屋で見つけ、「秋だな〜」と思っただけで腹が減る。朝方、肌寒さに目が覚める。この肌寒さに腹が減る。北海道からアンコウ、九州からハタ。小笠原からは「ボクだってハタなんですから」とツチホゼリが来て、鍋びよりだな、なんて思っただけで腹が減る。腹が出る。


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