【つり丸直伝】船酔いを予防する方法
船酔いはキツイ。誰だってなりたくないですよね….
船釣りの前日にはwindyで風や波の予報を見て、波2m近くあったり北風が強く吹く予報を見た時には
「あぁ、明日酔うな。人生終わった。」となることは僕もよくありました。
酔い止めを飲まなくても全く酔わない友人。心底羨ましい!!!
僕はかつて、乗り物酔いが激しいタイプでした。
そんな僕も最近は全く酔わなくなった!
というか、しっかり対応することで船酔いって防げることに気づきました。
そこで今回は「船酔い」の恐怖に怯える皆に、僕の知見をシェアしていきます。
【まずは前日編】
目次
今すぐアネロンを買いに行く
船酔いに怯えるみんなの味方。それがアネロン。酔い止めの中でもかなり強力な効き目があると思う。今すぐドラッグストアに行きアネロンを買おう。
おすすめの飲み方:眠れない日は前日の晩に1錠飲むと眠りに落ち易くなる。朝起きて、出港の30分前にもう1錠飲もう。ガンガンに効く。
嫌なら断る
最初の船釣りデビューで夜明けから日暮れまでの12時間コースに誘われる方もいると思う。そもそもそんなツアーに初心者が参加するのは僕は反対です。誰だってはじめての航海は怖いし、せっかくの余暇の時間に体調が悪くなるのは苦行でしかないし、誰の得にもならない。嫌ならそもそも断る勇気をもとう。キャンセル料は掛かるかもしれないが、自分の体調には変えられない。まずは出港から1時間以内のような、近海の船釣りがおすすめ。島影が見えるだけで人は安心します。
仕掛けはなるべく作っておく
当日、船の上で全てセッティングするのは船酔いしに行くようなもの。リーダーは事前に結んでおいたり、仕掛けもすぐ取り出せるように、タックルボックスを整理しておこう。
もし、誰かに誘われたのではなく、自分ひとりで初めてチャレンジする場合は、かなり難易度は高いが、Youtubeなどで事前に調べてセッティングしよう。とはいえ難易度が高すぎるので、船長に事前に伝えて、レンタル道具込で、セッティングも全てやってもらえるか確認してみよう。各エリアに一隻は必ず、初心者に完全対応している船がある。(手ぶらでOKのような)
前日はリラックスする(睡眠であればなお良い)
1に休息、2にリラックス。充分な睡眠は、体と心をリフレッシュさせ、船酔いへの耐性を高める。ピクニック気分で眠れない?それでも大丈夫。万が一眠れなくても、横になり、目を閉じてリラックスするだけでOK。体は休まるし、1日中活動しているよりは全然マシ。ちなみに僕は毎回ピクニック気分で眠れないため(小学校の時を思い出すね)、いつもこの方法で通している!
【ここからは当日編】
好きな軽食やお菓子を用意する
自分の好きなご飯やスナックがあるだけでテンションは上がる!好きなものを買おう。
ちなみに揚げ物類は胃がもたれる場合もあるのでおすすめしない。
コカ・コーラは「砂糖・炭酸・カフェイン」の成分により、乗り物酔い防止に効くという話もある。万が一効かなくても普通に美味しいのでクーラーボックスに忍ばせておこう。
同乗者に元気よく挨拶する
「おはようございます!」この一言がキッカケで、
船長や乗船者と1日中楽しくコミュニケーションすることができる。
乗船者や船長と話す
初心者ならば、それを船長に伝えるのもアリ。何かと優しくしてくれる。
同乗者とは「最近何が釣れてますか?」とか「どこから来たんですか?」のような
世間話を積極的にしてほしい。船酔いのことなんて忘れてしまう。
無理やりでも楽しもうという、開き直った姿勢は良い方向に作用する。
排気ガス、室内、船の先っぽを避ける
上記は船酔いの敵。避ける位置に座れるようにしよう。
船長に対して、「酔いやすいので、酔いにくい場所はどこですか?」と
正直に伝えよう。しっかり配慮してくれる。恥ずかしくない。堂々としよう。
【少し酔ってしまったかな?という時】
一度休憩する
深呼吸して、キンキンに冷えたコーラや飲み物を飲もう。落ち着いたら、船長や乗船者と話たりしてみよう。ここで大事なのが、無理やりでも楽しもうという、開き直った姿勢。笑うことや喋るのに頑張りすぎることで、船酔いを忘れる。
氷を股間に当てる
「探偵ナイトスクープ」で実際に検証されていたもの。たむらけんじ氏が船酔いで吐きまくってる時に、クーラーボックスの氷水を股間にかけると、不思議と船酔いが治るというもの。どうやら自律神経に作用しているらしく、一瞬でシャキッとするとのこと。僕はバシャっと掛けるのは恥ずかしいので、氷や冷えたペットボトル等を周りにバレないように股間に当てている。
参考:
https://everyday-life.okurasan.com/knight-scoop-2012-08-24/
キャビンで寝る
もしそれでも酔ってしまった場合は、みんなの邪魔にならない場所で一度眠ってみよう。
おすすめなのはキャビン内(船室)、邪魔にならなければ、風当たりの良い場所の方が良い。
おまじないとして、「最悪ヘリコプターを呼べば帰れる」とか、
「全員に3万円づつ配れば最悪帰れる」みたいな金にものを言わせた妄想をすると強気になれる。
それで船酔いが治ればこっちのもの。楽しい釣りを再開しよう!
さて、ここまで船酔い予防に関する予防法・対処法を述べてきた。
船酔いはとてもキツイし、できればなりたくないもの。
酔ってしまっても恥ずかしがることはありません(同志は多い)。
空を見上げて、自分のちっぽけさに思いをふけながら、
「船酔いなんて、世界中で起きている悲劇と比べるとちっぽけなものさ」と笑い飛ばしましょう。
それくらいの気持ちで過ごしているうちに、船釣りの楽しさに気づき、克服していく。
みんなの船釣りライフが幸せになるよう、祈っています。
Jin